7,23 その夜、好文堂は・・
津波のように押し寄せる水、あっという間に流される書架、
暗闇と悲鳴、怒号と不安。あの夜のことは忘れない。
願わくば、これが最期の災害とならんことを・・・
7,23. 18時頃、降り始め
      19:35 1階への浸水始まる
凄まじい勢いで、地階へと流れ込む水。
可能な限り本の避難を!
必死の思いで本を搬出。
書架は次々と倒れ、本は水の中へ。
20:00 店内水位50センチ
   30   〃 100センチ
21時頃  停電
信じられない惨状。もはや声もない。
21:55 水位180センチ  階段の踊り場まで水が来る
22:30 満潮。水位2メートル
22:45 水位止まる 
完全に水に浸かった1階
電話はパンク、家にも帰れず、不安な長い夜を過ごす
7,24. 3:00 水引き始める
      8:00 完全に引く  地下食堂、電気室は満水
7,24. 休業
  25─26. ゴミ捨て
「どっから手ば付けてよかかわからん」
店の入口、シャッターはめくれてはずれ、すべて壊滅状態。
地階への階段には泥にまみれた本の山。
7,27─28. 金文会、各出版社来店、あとかたづけ
 濡れた本は捨てるしかない。
アーケードの中はごった返し。

 暗く、臭く、蒸し暑い日が2週間も続いた。
搬出したゴミの量は、延べトラック20台分にも及ぶ。

我ら運命共同体。
こんがんことで負くんもんね!
7,29──8,2 
臨時開店
8,3.書架設置
8,4.書籍配列


8,5.正式開店
 
長崎大水害
昭和57年 7月23日
総雨量 565mm
死者; 295人
行方不明者; 4人
重傷者; 16人
軽傷者; 789人 

人的被害計; 1104人
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